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痛みや不安をできるだけ感じさせない治療法
笑気吸入鎮静法(保険適応)
希望される患者様には笑気吸入鎮静法をとりいれています。
笑気
笑気には鎮静作用、鎮痛作用があります。
リラックスすると共に痛みを感じにくくさせることができるので、
恐怖や不安を強く感じることなく治療をうけることができます。
低濃度の笑気(30%以下)と高濃度の酸素(70%以上)を鼻から吸うだけです。
治療後は30分以内に体外へ排泄され副作用が非常に少なく極めて安全性が高い治療法です。
数分で帰宅可能となります。食事制限や車の運転の制限はありません。
○笑気適応する患者さま
・治療に強い恐怖心を有する方
来院するのに一大決心が必要の方は脳貧血発作や過呼吸発作の予備軍です。
笑気の利用により、リラックスして治療を行えば、全身的偶発症を予防することができます。
・高血圧症・不整脈心筋症などの循環器疾患を有する方
痛みや不安によって容易に血圧や心拍数が変動します。
笑気を利用することによりストレスを軽減させ、急激な血圧上昇や不整脈の発生を予防します。
・脳貧血の既往がある方
脳貧血の原因は恐怖や痛みです。再び同じ経験をするのではないかという不安が引き金となって、
容易に脳貧血を発症します。笑気の利用により脳貧血時に生じる脳への酸素供給お低下を改善します。
・嘔吐反射を有する方
嘔吐反射の多くは精神的なものが原因となっています。
笑気の利用により緊張感を取ると治療が可能になる場合も稀ではありません。
×笑気禁忌の患者さま
・中耳炎で治療中
・2ヶ月以内に眼科の手術を受けた方
・妊娠初期の方
・過呼吸発作の既往のある方
過呼吸予防には有用ですが、既往歴があると笑気吸入を意識しすぎて過呼吸となることがあるため。
・鼻閉のある方
・笑気を希望しない方
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